お知らせ

【開催報告】「自分のことは自分で決めたい」を支えるために。ケースワーカー研修会を開催しました

11月27日、京築保健福祉環境事務所にて、地域の福祉を支える実務者を対象としたケースワーカー研修会を開催しました。

今回のテーマは「成年後見の概要 ~早期対応と法テラスの活用による本人申立~」
みやこ町・苅田町からも福祉担当職員、地域包括支援センター、社協職員など、計33名の専門職が集まりました。

「認知症になる前」から考えたい、これからの安心

「自分のことは自分で決めたい」――。誰もが持つこの願いを叶えるために、今注目されているのが「本人申立」という選択肢です。

認知症状が進行してから周囲が申し立てるのではなく、ご本人の判断能力がしっかりしているうちに、将来に備えて自分自身で手続きを行う「早期対応」の重要性について学びを深めました。

費用面の不安を解消する「法テラス」の活用

講師には、法テラスの塩澤裕樹弁護士と、私たち行橋・京都成年後見センターが登壇しました。

特に塩澤弁護士からは、経済的な不安がある方でも安心して制度を利用できるよう、法テラスの「民事法律扶助」(費用負担を抑える仕組み)について詳しく解説をいただきました。

「お金がかかるから難しいのでは…?」というハードルを、専門的な制度を活用することでどう乗り越えるか。
現場の支援者にとって非常に心強い指針となりました。

地域のネットワークで「本人の意思」を支える

会場には33名の支援者が集まり、自治体や機関の枠を超えて、本人の意思決定をどう支えていくべきか、熱心な議論が行われました。

参加者の声:
「本人申立という形があることを改めて深く理解できた。早めの相談が本人の権利を守ることに繋がると実感した」
「費用の助成制度についても具体的な話が聞けて、相談者に提案しやすくなった」


行橋・京都成年後見センターより

成年後見制度は、判断力が低下してから「守ってもらう」ためだけのものではありません。

元気なうちから「自分らしく生きるための準備」として活用できるよう、私たちはこれからも地域の皆様や支援者の皆様へ有益な情報を発信し続けます!